ジベレリン処理1
スチューベンのジベレリン処理を行いました。
ジベレリン処理は、ブドウの無種子化・果粒の肥大化を目的とするものです。
多くの品種で、第1回目のジベレリン処理は満開時に行いますが、スチューベンは満開から14日前にすると無種子化確率が高くなります。
ジベレリンは、植物ホルモンですが、農薬として農林水産省に登録しているため、種無しブドウは農薬を使っていることになります。
スチューベンの第1回目のジベレリン処理濃度は25ppmですので、一包(ジベレリン50mg含有)につき2リットルの水で希釈します。
ジベレリン水溶液は専用カップに入れ、花穂(かすい)全体をそれに漬けます。
その後、花穂に付いた余分な液体は振って落として終了です。
スチューベンの第2回目のジベレリン処理は、満開後10~14日後に行います。
その間、花穂の整形、摘粒等を行って、第2回ジベレリン後に袋掛けです。