大山祇神社宝物館
しまなみ海道の大三島にある大山祇神社宝物館(おおやまづみじんじゃほうぶつかん)は、紫陽殿・国宝館・海事博物館の3館がある。
「紫陽殿」・「国宝館」には源頼朝・源義経・源平の戦いで義経を助けた河野通信の鎧・兜・刀剣、武蔵坊弁慶の薙刀、静御前の短刀、藤原純友の乱での日本最古の大鎧など数多くの国宝が展示されてある。また、瀬戸内のジャンヌダルク「鶴姫」の女性用鎧などもあり、興味深い。
「海事博物館」は、昭和天皇の海洋生物研究のための御採集船「葉山丸」を記念して建造されたもので、昭和天皇の多数の著書、瀬戸内海を中心とした動植物・鉱石の標本など、これもほかにない博物館になっている。
県内の人でも歴史的な宝物が多く展示されている、この『大山祇神社宝物館』をご存じでない方が多いと思われます。
今治市ではありますが、多くの方に見てほしい場所です。
(館内撮影禁止であったため、添付画像は全てパンフレットからです。)
『左から源頼朝、源義経、鶴姫、河野通信の鎧』
『護良親王(鎌倉時代)鎖太刀』 『斉明天皇奉納 禽獣葡萄鏡(国宝)』