お椿さん
松山市では、春を呼ぶ行事の一つ「お椿さん」があります。
伊豫豆比古命神社(いよずひこのみことじんじゃ)は「椿神社」の愛称で親しまれており、毎年2月、旧正月八日に「松山椿まつり」(お椿さん)として大々的な例祭が行われます。
今年は金・土・日にあったため、例年より人出が多かったようです。
愛媛県(えひめけん)は、古事記にも記されている伊豫豆比古命神社(椿神社)の御祭神の一柱、「愛比売命」(えひめのみこと)から名付けられています。
「椿まつり」では、縁起物を買う順番があります。
その順番は、熊手→ざる→俵→宝船→扇の順で、1年毎に変えていきます。その次はまた熊手から。
熊手で福を集め、ざるにあけ、俵に詰め、船に乗せ、扇であおいで船を出す。
慌てて全部買うのではなく、少しずつ幸せになっていきましょうということのようです。
この縁起物、飛ぶように売れます(;^ω^)