愛犬 バロン
ラムが6月11日に急逝して1週間ほどあと、倉敷市へ営業・ブルーベリーのお届けした先で、「犬を引き取ってくれるところを探しているんで飼ってもらえないか」という依頼があり、あれよあれよという間にラブラドールの黒・4歳オスを引き取る(里親)ことになりました。
名前は『バロン』。2011年2月22日に警察で生まれ、警察でしつけを受けた犬で、家庭で世話が困難になったため、我が家が里親に。
7月5日(日)に元の飼い主より農園に連れてきてもらった『バロン』はレトリバーらしく水が好きで水路で水浴び。第2ブルーベリー園でドッグランさせましたが、走るのが遅い(笑)。太っているからか走ったことがないのか、足裏は子犬か猫のように肉球が柔らかい。
『バロン』を犬舎に入れ、軽トラで我が家へ運び、体が汚れていたためまず風呂でシャンプー。シャンプー中『バロン』は気持ちよさそうにしていましたが、抜ける毛の量に女房は悪戦苦闘。シャンプーの後もスリッカーですいてやりましたが、この時も毛が抜ける抜ける。ゴールデンも年中毛が抜けますが、短い毛のラブラドールなのに仰天です。おかげでくすんだ毛から、ラブラドール本来のツヤが出てきました。が、私たちだけでは限界があるため、18日にトリミングの予約を入れました。その時も「二神ラムちゃんではないんですか」いや「二神バロン」ですというやり取りがあったようです。また、歯の方は歯垢が気になったため、ラムの時に与えていた、硬い「牛の蹄」を与え噛むことによって大分取れたと思います。
7月6日には寺町動物病院で検診と耳掃除をしてもらいました。『バロン』はしつけをされた犬らしく、おとなしくしていました。病院から里親の事情を説明すると、「バロンは二神さんとこなら安心やわあ」と言われました。体重は31㎏であと3~4キロくらい落とそうと思います。
7月7日は犬の登録をするため市役所へ。2Fの環境保全課で、倉敷市役所の電話して飼い主変更の手続きをして鑑札もらい、これでバロンも正式に『二神バロン』になりました。
『バロン』はラムより一回り小さくおとなしく賢い犬で、同じレトリバーのラムと顔も仕草も似ています。ラムが急逝してから、ラムを思い出すと涙が出そうになるため、家ではなるべくラムのことを口に出すのは控えていました。
我が家に来た『バロン』は愛情に飢えているのか私の介護犬だと思っているのか、私をずっと凝視して目を離そうとしません。運命的に『バロン』と出会えたため、家族の一員としてこれから大事に育てたいと思います。
『バロン』は目は茶色ですが、全身真っ黒のため写真では表情が分かり辛いため、かなり明るく修正しました。寝姿なんかはラムそっくりです。