2015年4月2日
ブルーベリー 灰色カビ病
ブルーベリーは他の果樹に比べ、病害虫に強い果樹ですが、開花期間中の低温多湿条件や花がなかなか落ちない時等で「灰色カビ病」は発生する場合があります。
「灰色カビ病」は開花期に花房が茶色に変色して、表面に灰色のカビが発生する病気で、これは手で落とすしかありません。
全体を片手または両手でポンポンとはたいてやると、茶色い花房やカビた花房が簡単に落ちます。
最近晴れ間が少なく、雨が多いん日が続いているため、満開を迎えている「エメラルド」に所々この現象がみられます。
《改善前》 《改善後》
《灰色カビ病》
ブドウの催芽処理
ブドウは秋に落葉し、目が再び発芽・伸長するには、一度冬の寒さに一定期間さらす必要があります。この期間の休眠が明けると、環境が良ければ発芽します。
春を迎え暖かくなると発芽が始まりますが、高品質な果実の安定生産のためには良好な発芽をさせることが重要となります。
この休眠期に催芽処理・発芽促進の肥料として、メリット青を塗布します。
方法は芽をメリットローラーで塗布する方法もありますが、当園ではスポンジに浸み込ませ、塗布するようにしています。
時期としては1月から2月にかけて、メリット青2倍液を全ての芽に塗布します。
ただ、この発芽促進剤を使用して3年目になりますが、効果のほどはまだ明確ではありません。
新ホームページ 打ち合わせ
新ホームページの打ち合わせで岡山へ。
新ホームページは現在公開中ですが、PC用・スマホ用共まだ数々の不具合があるため、それの修正打ち合わせ、ネットショップを4月20日からオープンするための打ち合わせ等々。あっという間の3時間でした。
打ち合わせの前に立ち寄った、岡山後楽園。
満開の時期に雨が降ったんで、心配してましたが、案の定半分散っていました。
「散った桜が道路を桜色に埋める」
「散った桜で斜面が桜色に色付く」
フロリダスター 開花
サザンハイブッシュブルーベリーの「フロリダスター」の花が開き始めています。
開花は「エメラルド」に遅れていますが、実を付けるのは当園で一番早く、6月初旬から熟し始めます。
それから1週間ほど遅れて「エメラルド」の食べ頃の実ができます。
「フロリダスター」は大きくて風味があり、ジャムにも適します。
ラム 元気なし
ラムは、この2~3日元気がありません。
エサをやる時のお座りができない、食欲がない、ほとんど横になっている等いつもと違います。
いつもなら歩いて行く寺町動物病院にも車に乗せてつれて行く。
血液検査の結果、内臓はほぼ正常値、白血球(WBC)が303×10²(正常値60~170×10²)・CRP(反応性タンパク)が19.3mg(正常値0~1mg)・体温も39.5度と高いため、「特定はできないが何かの細菌感染だろう」と言うことでした。
大型犬の体温は正常で38度前後で、肛門で測るようです。
病院では、ビタミン剤の点滴と抗生物質・熱を下げる注射をしてもらいましたが、ラムは注射の間、家では振らない尻尾を振りながらジッとしていました。
2月にラムは膵炎(すいえん)になり、死にかけました(笑)
今年は節分の豆まきで豆の代わりに“殻付きピーナッツ”を使い、「鬼は外」した庭に落ちた“殻付きピーナッツ”をすべて食べてしまったようで、ドッグフードしか食べてないラムは夜から朝にかけて戻し、とうとう朝動けなくなり入院。
当日は私が留守で妻だけでしたので、30㎏を超えるラムを動かせず、寺町動物病院の獣医師さん夫妻が家までお越しいただいて、運んでいただきました。
2日ほど入院した後、1週間ごとに通院したかいもあり、日に日に体調が良くなり、3週間で元に戻りました。
犬の膵炎は、脂肪分の多いものを多く摂取する肥満している犬にかかりやすい病気で、命に係わることもあります。 ラムの場合はやはり“殻付きピーナッツ”の食べすぎが原因のようです。
気をつけねば……。
今回はこの膵炎ではないようですが、これで元気になってほしいですねえ。